こんにちは、スローフードを愛するきょうじゅです。
みなさま、ウィスキーはお好きでしょうか?
サラリーマンでしたらハイボールで晩酌など最高ですよね。
私もお酒は好きで、家にはウィスキーボトルを常時5本はキープしています。
有名な日本のウィスキー銘柄は、サントリーの山崎や白州、ニッカウヰスキーの竹鶴やブラックニッカなどがありますよね。山崎蒸留所が出来たのは1923年、ニッカウヰスキーも1934年創業なので、実は日本のウィスキー作りはもはや伝統です。
そんな伝統ある日本のトップ蒸留所ウィスキーの対極に、「クラフトウィスキー」という分野があるのはご存じでしょうか?
クラフトウィスキーとは、
・地域に根差した小規模なメーカーで
・職人がこだわりを持ち
・丁寧に作られる個性的なウイスキー
を指します。
そんなクラフトウィスキーの中で、最近、特に注目を集めているのが「長濱蒸留所」です!
「小規模」「職人がこだわり」「丁寧に作られる」なんて、スローフードのためのウィスキーと言っても過言ではありません!
この記事では、
・長濱蒸留所ってどんなウィスキーを作っているの?
・どんな味なの?
・お酒は好きだし、日本の小規模蒸留所を応援してもいいかも
という方に、クラフトウィスキーの代表格とも言える、滋賀の長濱蒸留所のウィスキーをご紹介します。
スローフードの原点であるイタリアでは、バローロというワインがスローフードの代名詞となっています。長濱蒸留所のウィスキーもスローフードと共に有名になってほしいですね。
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長濱蒸留所とは
長濱蒸溜所は、琵琶湖や伊吹山に囲まれた長浜の風土と気候を生かしたウイスキー造りを目指し、江戸時代に米蔵だったところを改修し、まずは1996年にビールづくりが始まりました。
その後、『命の水』と称されるウイスキーと出会い、その魅力に強くひきつけられたことから、びわ湖畔の長浜の地で、クラフトウイスキーをつくり、その魅力を多くの皆様に知ってもらいたく、2016年にウイスキー事業をはじめることを決断なさったそうです。
滋賀県びわ湖北部にある日本最小クラスの長濱蒸溜所は、クラフトビールの醸造所とレストランを併設しています。大手ウイスキーメーカーを含めてもレストランを併設している蒸留所は少なく、クラフトウイスキー蒸留所となればごく稀な存在です。
長濱蒸留所ウィスキーの魅力
長濱蒸留所のウィスキーは
・熟成樽の特徴を感じやすい
・熟成樽のバリエーションが豊富
・麦芽の甘味、優しさが感じられる
と言われています。
主に、海外モルト原酒と長濱蒸溜所のモルト原酒をブレンドした「アマハガン」や、シングルモルトの「長濱」などがリリースされています。
また、最近では聖闘士星矢とのコラボウィスキーも出ております。
40代サラリーマンにはたまらないコラボです♪
AMAHAGAN (アマハガン)
長濱蒸留所のモルト原酒と海外原酒のブレンデッドウィスキーです。
2016年のウィスキー事業開始当初は、将来のシングルモルトリリースに向け、ウイスキーづくりにおいて最も重要な工程のひとつ「ブレンド」に焦点を当てて生み出されたブレンデッドモルトシリーズ『AMAHAGAN(アマハガン)』の第一弾です。
「アマハガン」ってどの国のなんて意味なの?
と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
実は、、、
AMAHAGANの由来は「長濱」をローマ字表記にしたものを逆さから読んだものです。
何とも遊び心のあるネーミングですね!
世に放たれた「アマハガン」のレギュラーシリーズは4本あるのですが、うち3本がワールドウイスキーアワードで受賞するという快挙も成し遂げています!
受賞したウィスキーのうち、こちらの2本をご紹介します。
(残り1本はすでに販売終了になってしまっています。。)
ワールドモルト エディション山桜
ワールドウイスキーアワードで部門最高賞(カテゴリーウィナー)を受賞したウィスキーです!
「AMAHAGAN」の第4弾となるこちらは、海外のモルトウイスキーをベースに長濱蒸溜所のモルトを絶妙にブレンドした「Edition No.1」をベースに、日本を原産とする山桜で後熟を行った、心地よい芳香と優しい余韻が特徴です。
ワールドモルト エディションピーテッド
ワールドウイスキーアワードで銀賞を受賞したウィスキーです!
長濱蒸溜所のモルト原酒に、海外産のピートモルト原酒とノンピートモルト原酒を絶妙にブレンド。その一部をバーボン樽で追加熟成することで、スモーキーな風味に加えて華やかなアロマをまとった、複雑で飲みごたえある味わいです。
AMAHAGANシリーズ初となる煙纏うスモーキーアマハガンです!
シングルモルト 長濱
2016年にウィスキー事業を開始した長濱蒸留所。
6年後の2022年に待望のシングルモルトウィスキー「シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH」がリリースされました!
熟成庫に眠る原酒の中から、最上級のモルト原酒のみを厳選。
2017年から2019年にかけて蒸溜したバーボン樽、シェリー樽、アイラクォーター樽、そしてミズナラ樽熟成原酒を使用し、「AMAHAGAN」で培った技術と経験を用いて、慎重にブレンディングが行われました。
長濱蒸溜所らしいモルティで芳醇な味わいはもちろん、それぞれの樽由来の特徴が奏でる絶妙なハーモニーを楽しめる逸品です!
AMAHAGANをハイボールで飲んでみました
さて、商品レビューに加えて、実際に私がAMAHAGANを飲んでみた感想をお伝えしたいと思います!
場所は日本橋の滋賀アンテナショップの「ここ滋賀」です。
「ここ滋賀」では、滋賀の特産品販売のほかに、バーコーナーがあります。
軽食とお酒を楽しめる場所です。
今回頂いたのはこちら。
AMAHAGANのEdition No.1 World Maltです。
ハイボールの香りを嗅いで一言、
なんて力強いモルトの香りなんだ
でした。
ガツンと来るモルトの香り。
フルーティーとは対極にあるような、力強い香りでした。
まるでバーボンのような力強さ。
普段、スコッチを飲んでいる私にとっては、とても新しい発見がある味でした!
まとめ
・2016年に創業開始された長濱蒸留所のウイスキー事業。
・初期にリリースされたブレンデッドウイスキー「AMAHAGAN(アマハガン)」で、ワールドウイスキーアワードを受賞!
・2022年に待望のシングルモルトウィスキー「シングルモルト長濱 THE FIRST BATCH」がリリース!
小さな醸造所ながら、早くも世界レベルで注目されている長濱醸造所。
これからも、日本のスローフードを代表する醸造所となってほしいなと思います!
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