【日本の珍味】からすみは日本を代表するスローフード食材！お酒に合う食べ方もご紹介

こんにちは、スローフードを愛するきょうじゅです。

みなさん、からすみを食べたことはありますでしょうか？
日本酒好きの方で、まだ食べたことのない方は、ぜひ一度ご賞味頂きたい食材です！

からすみは、卵巣を加工した高級食材です。ウニ、このわたと共に、日本の3台珍味と言われ、昔から日本の伝統的な食文化の一部として親しまれてきました。

からすみの生産には、丹念な手仕事が必要であり、伝統的な製法を守ることが求められます。そのため、からすみはスローフードの代表的な食品の一つとして、世界的にも注目されています。

また、日本以外では、スローフード発祥の地であるイタリア/サルデーニャ島でも生産されています。

からすみには栄養価が高く、たんぱく質やビタミン類、ミネラル類が豊富に含まれています。そのため、美肌効果や疲労回復効果などの健康効果も期待できます。

今回は

という方に、からすみの魅力をお伝えします！

　

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からすみの作り方

　

材料：

• ボラやサワラ、サバの卵巣
• 塩

手順：

1. 卵巣を取り出し、膜や血管を取り除きます。
2. 卵巣を塩水に漬け、塩味を付けます。同時に血抜きも行います。およそ1週間くらいです。
   このとき、塩の量は卵巣の重量の10％から15％程度になるように調整します。
3. 塩漬けした卵巣を水で洗い流し、表面の余分な塩分を取り除きます。
   塩抜きは1－2日程度を要します。
4. 卵巣をペーパータオルで包み、冷蔵庫で1日から2日間乾燥させます。
5. 乾燥した卵巣を細切りにしてからすみの完成です。

からすみは、生食用として使われることが多いので、卵巣の鮮度や衛生面に十分注意してください。
ここまでご紹介しましたが、素人が作ることは難しいので、購入することをお勧めします。

からすみはどんな味？

からすみは塩辛くねっとりとしたチーズのような味わいが特徴です。
また魚の脂肪分が豊富であるため、まろやかなコクがあります。

熟成期間や使用する塩の種類によっても、からすみの味わいは異なります。

からすみの産地は？

日本でからすみの主な産地は、ボラを用いた長崎県産のものが有名です。

また、香川県ではサワラあるいはサバを用いて生産されています。

これらの産地では、伝統的な製法や技術を受け継いでからすみが生産されています。しかし、近年はからすみの需要が増え、国内外での需要に応えるため、より効率的な生産方法や新しい味わいを追求する試みも行われています。

からすみを使った料理レシピ

【からすみパスタ】

【材料】 ・パスタ（スパゲッティ）：100g ・からすみ：20g ・玉ねぎ：1/2個 ・にんにく：1かけ ・オリーブオイル：大さじ2 ・生クリーム：100ml ・塩・こしょう：少々

【作り方】

1. パスタを袋の表示通りに茹でます。
2. 玉ねぎとにんにくをみじん切りにし、オリーブオイルで炒めます。
3. 炒めたらからすみを加え、さらに炒めます。
4. 生クリームを加え、塩・こしょうで味を調えます。
5. 茹でたパスタを加えて、全体を混ぜ合わせます。
6. 器に盛り付け、お好みでパセリやレモンなどを添えて完成です。

【からすみおにぎり】

【材料】 ・ごはん：2合 ・からすみ：適量 ・しょうゆ：大さじ1 ・みりん：大さじ1 ・酢：小さじ1 ・塩：少々

【作り方】

1. ごはんに、しょうゆ、みりん、酢、塩を混ぜます。
2. からすみを適量加え、よく混ぜ合わせます。
3. おにぎりに成形し、お好みで海苔や白ごまをまぶして完成です。

【からすみとアボカドのトースト】

【材料】 ・パン（食パンなど）：1枚 ・アボカド：1/2個 ・からすみ：適量 ・塩・こしょう：少々 ・レモン汁：少々

【作り方】

1. パンをトーストし、アボカドを半分に切って種を取り出し、スプーンでスクレイプします。
2. 1に塩・こしょうを加え、よく混ぜます。
3. 2にからすみを加え、さらに混ぜ合わせます。
4. トーストしたパンに3を塗り、レモン汁を少々加えて完成です。

どのレシピも、手軽にからすみを味わうことができます。
また、他の食材と組み合わせたアレンジも楽しめますので、ぜひお試しください。