飛騨の伝統野菜である高原山椒(たかはらさんしょう)を食べたことありますか?
高原山椒は、一般的な山椒よりも実が小さく、香りがよく、緑色が濃いのが特徴です。長期保存が可能で、収穫後1年経っても香りが落ちないと言われています。この香りは、他の土地に移植しても出ないそうです。
この記事では、
・地産地消の山椒って初めて聞いたけど、実際どうなの?
・調味料だったら、手軽にスローフードを試しやすいかも
・山椒はうなぎ以外にどんな料理と合うの?
という方向けに、飛騨の高原山椒をご紹介します。
どんな味がするのか、どんな料理に使えるのか、日本の伝統野菜である高原山椒の魅力をお伝えしますので、ぜひ一度ご賞味ください!
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高原山椒の特徴は?
高原山椒は、岐阜県飛騨地方原産の山椒の一種です。
山椒はミカン科に属する落葉樹で、植物全体に特有の香りがあります。
完熟した果実の外皮を乾燥させて粉末にしたものが「さんしょうの粉」です。
高原山椒は一般的な山椒よりも果実が小さく、深い緑色をしています。
香りがよく、独特の強い香りがあり、1年以上保存しても味が落ちないそうです。
この特徴は、土地、水、湿度、温度など、岐阜県飛騨地方にしかない環境の組み合わせから生まれています。
飛騨山椒独特の「すばらしい香り」が飛ばないよう、収穫後は乾燥機を使わず、自然の力に委ねてじっくりと乾燥させます。そのため、別格の香り・辛さ・しびれを湛えた深い緑色になります。
どんな味なの?
高原山椒は、他では真似のできない独特のスパイスと香りがあります。
「香り、辛さ、しびれ」のバランスが優れており、他の品種よりも強く柑橘系の豊かな香りが口から鼻へと抜けていきます。
朝倉山椒やぶどう山椒よりも味が濃く、他の山椒よりも辛味が強いと言われています。また、黒胡椒に例えられ、一般的な山椒よりも少し塩気が強いと言われています。
追うように程よい辛さと心地よいしびれが現れ、料理の味を際立たせ、後味をすっきりと引き締めます。
どんな料理と合わせればいい?
高原山椒は通常、焼き魚、唐揚げ、天ぷらなどの料理の風味付けとして使用されます。
また、しゃぶしゃぶやすき焼きの味付けにも使えるそうです。
さらに、澄んだスープの味付けや具材としても使われます。
お吸い物やおでんなどの冷たい汁物に、温度を下げるために使われることもあります。
とは言え、山椒と言えばうなぎとセットでしょう!
どこで買えるの?
高原山椒はあまり店頭に並んでおらず、岐阜県飛騨市以外では入手が困難なようです。
アマゾンでは見つけられず、楽天で1点のみ見つけました。
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