【伊豆諸島/青ヶ島の塩】火山の蒸気と黒潮が生んだ奇跡の塩「ひんぎゃの塩」を楽しむ

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スローフード事例

こんにちは、スローフードを愛するきょうじゅです。

みなさま、「ひんぎゃの塩」って聞いたことありますか?

東京の南端、伊豆諸島の最南端にある「青ヶ島」で手作りで作られている、ミネラル分が豊富なお塩です。

手作業で作られた「ひんぎゃの塩」は、黒潮の海水を火山の地熱で少しずつ濃縮させて作る、美味しく健康的な塩です。

海のミネラルや微生物が含まれ、塩味がまろやかでミネラル分が豊富なため、料理に使うだけで風味を引き立て、健康にも良いとされています。

今回は、

・青ヶ島ってどのあたりにあるの?どうやって行くの

・青ヶ島の人口は?

・ひんぎゃの塩ってどんな特徴があるの?

という方向けに、ひんぎゃの塩の特徴について詳しくご紹介します。
料理をする上で欠かせない調味料であるお塩にこだわって選んでみませんか?

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青ヶ島ってどこにあるの?

青ヶ島は、東京都の南約400キロメートルに位置する小笠原諸島の中でも、最も南に位置する島の一つです。青ヶ島の特徴をいくつか挙げてみます。

  1. 自然豊かな環境
    青ヶ島は、周囲を海に囲まれた自然豊かな島で、特に海洋生物の宝庫として知られています。また、島内には熱帯雨林のような植生が広がっており、固有種の植物や動物が生息しています。
  2. 清らかな海洋深層水
    青ヶ島周辺には、深度200メートル以上の海洋深層水が豊富に存在しており、その海水は極めて清らかでミネラル豊富なため、水産業や観光業に利用されています。
  3. 豊かな文化・歴史
    青ヶ島には、古くから人々が暮らしてきた歴史があり、島内には、縄文時代から現代までの人々の暮らしを伝える遺跡や文化財が多く残されています。また、島民の独自の文化や風習も特徴的です。

どうやって行くの?

青ヶ島には、1)船、2)飛行機の2パターンで行くことができます。

船で行く場合

東京/竹芝桟橋から八丈島行きの東海汽船の船が出ています。
八丈島までおよそ10時間20分の船旅です。

東海汽船HPから抜粋

八丈島から青ヶ島までは、伊豆諸島開発の連絡船「くろしお丸」が出ています。
約80km、3時間の船旅です。

青ヶ島の人口

2019年7月1日現在の人口は170人、世帯数は113世帯です。
青ヶ島は日本一小さい自治体です。

ひんぎゃの塩とは?

ひんぎゃの塩は、ミネラルが豊富で、まろやかな味わいが特徴です。
塩分濃度は約16%で、普通の食塩よりも低く、さっぱりとした風味があります。

ひんぎゃの塩には、青ヶ島の自然や歴史が詰まっています。青ヶ島は、江戸時代に流刑地として使われたこともあります。そのため、ひんぎゃの塩には、流人たちの苦労や希望が込められていると言われています。

地熱蒸気の製塩は手間と時間がかかりますが、海水や塩に強い負荷がかかっておらず、海本来に近い味わいを楽しむことができます。

どうやって作っているの?

青ヶ島は、複式火山の島で、緑豊かで美しい景色が広がります。この島には、火山の地熱蒸気「ひんぎゃ」があります。ひんぎゃの塩は、このひんぎゃで温めた黒潮の海水を煮詰めて作ります。この製法は、世界にここだけのものです。

13日目には結晶化が始まり、その6日後に釜上げします。
その後、遠心分離でにがり水分を落としたあと、ひんぎゃの熱で4日間乾燥。
海水と塩にそわせる熱はひんぎゃの熱だけです。

手間暇がかかっています。

https://hingyanoshio.com/aoi_seihou.htmlから抜粋

「ひんぎゃの水塩」という製品もあります

塩を作るとき、平釜に海水をいれて、ひんぎゃ(地熱蒸気)の熱で海水を温めます。
温められた海水は濃くなっていきます。結晶化が始まる前の濃縮された液体が「水塩」です。

江戸時代、まだ醤油がなかった頃庶民は海水を煮詰めたものをお醤油代わりに使った、これが水塩のはじまりです。液体なので、まんべんなく行き渡り、味の決まるのが早いのも水塩の特徴です。

スプレーボトルに水塩を入れて、シュッとかけて使ってみてください。

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